月刊FANATIC<咲>2026年04月号

販売情報

冊子情報

発行:2026年04月27日
テーマ:咲
サイズ:A5
フルカラー中綴じ冊子
ページ数:30P(本文のみ)
価格:1,500円(定期購読:1,200円)

月刊FANATIC(ファナティック) は、毎月ひとつのテーマをもとに、写真・イラスト・文章など多様な表現を集めたアートマガジンです。
展示会で作品を見るように、あるいはSNSをめぐるように──けれど、そのどちらでもない形で、表現と出会える場所をつくりたい。
だからこそ、FANATICは「本」というかたちを選びました。ページをめくると、知らない誰かの感性が静かに息づいています。

テーマ解説 

 春になると、世界は静かに「咲く」準備を始めます。冬のあいだ硬く閉ざされていた蕾はゆるやかにほどけ、桜は淡い色を空へ広げ、名もない草花たちもそれぞれの季節を告げるように顔を出します。「咲」という言葉には、花が開く姿だけでなく、内側に秘めていたものが外の世界へ現れる瞬間の輝きがあります。それは自然の営みであると同時に、人の感情や創造とも深く重なり合っています。
 芸術もまた、何かを“咲かせる”行為なのかもしれません。長い時間をかけて育まれた感情や記憶、言葉にならなかった思いが、ある瞬間に色や形となって現れる。画家の筆致や、写真に差し込む春の光、詩の中でひらく一節。それらはまるで、蕾がほころぶように世界へ姿を見せます。満開の花々が人の心を惹きつけるのは、その美しさだけではなく、「今まさに開いている」という生命の気配を宿しているからでしょう。
 咲いた花はいずれ散りゆくからこそ、その瞬間は鮮やかに記憶へ刻まれます。けれど散ることは終わりではなく、次の季節へ向かう循環の一部でもあります。人の心の中にもまた、時を経てようやく開花する感情があります。芸術は、その小さな芽吹きに光を与え、誰かの内側で静かに花を咲かせていくのです。

掲載作家一覧

01 花白もか(P.01)YoutubeX
02 色星(P02) WEB
03 夕飛(P.03-04)WEB
04 しろねこ(P.05-06)WEBX
05 洗心堂〜水引〜(P.07-08)InstagramAmeblo
06 かしみお(P.09-10)X(Twitter)クロスフォリオ
07 探偵とホットケーキ(P.11-12)WEB
08 彼方(P.13-14)Xnote
09 ばろっこりぃ(P.15-20)WEBXInstagram
10 夜崎梨人(P.21-24)X
11 七日(P.25-27)WEBX
12 Daigon(P.29-30)X(運営)WEB

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