月刊FANATIC<楽>2026年05月号

販売情報

冊子情報

発行:2026年05月10日
テーマ:楽
サイズ:A5
フルカラー中綴じ冊子
ページ数:23P(本文のみ)
価格:1,500円(定期購読:1,200円)

月刊FANATIC(ファナティック) は、毎月ひとつのテーマをもとに、写真・イラスト・文章など多様な表現を集めたアートマガジンです。
展示会で作品を見るように、あるいはSNSをめぐるように──けれど、そのどちらでもない形で、表現と出会える場所をつくりたい。
だからこそ、FANATICは「本」というかたちを選びました。ページをめくると、知らない誰かの感性が静かに息づいています。

テーマ解説 

 五月の風には、人を外へ誘う軽やかさがあります。長かった寒さが遠のき、木々は鮮やかな緑をまとい始める。行楽地へ向かう列車のざわめきや、陽射しの下を歩く人々の笑い声には「楽」という言葉の持つ伸びやかな響きが宿っています。楽しい、という感覚は単なる高揚だけではなく、肩の力が抜け、世界との距離が少しやわらぐ瞬間に訪れるものなのかもしれません。
 けれど「楽」は、人によって異なる形をしています。賑やかな場所で過ごす時間に喜びを見いだす人もいれば、静かな部屋で好きな本を開くひとときに安らぎを覚える人もいる。誰かと笑い合うことも、ひとりで空を眺めることも、どちらも確かな“楽”の姿です。芸術もまた、その多様な感覚を映し出します。鮮やかな色彩で溢れる作品もあれば、静かな余白の中に穏やかな心地よさを閉じ込めた作品もある。楽しさとは、必ずしも大きな声で語られるものではないのでしょう。
 ゴールデンウィークという季節は、人が少しだけ日常から離れ、自分の感覚を取り戻すための時間でもあります。旅先で見た景色や、偶然立ち寄った店、何気なく交わした会話。その些細な記憶が、後になって心を温めることがあります。「楽」とは、瞬間的な刺激というより、暮らしの中に静かに残り続ける感触なのかもしれません。芸術もまた、その小さな喜びをそっと掬い上げ、日々の景色にやわらかな彩りを与えてくれるのです。

掲載作家一覧

01 渡邊野乃香(P.01-02)WEBご依頼窓口
02 りすおりす(P03-04)X
03 kumao house(P.05-06)WEBXInstagram
04 桜梓(P.07-08)X
05 西口奈穂(P.09-10)XInstagram
06 暗黒電波美術家ボブ山(P.11-12)WEBX
07 ばろっこりぃ(P.13-18)WEBXInstagram
08 夜崎梨人(P.19-22)X
09 花白もか(P.23)YoutubeX
10 七日(P.24-25)WEBX

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